8月 05

H26 土壌汚染調査技術管理者試験問題&解説 問5


今日は物性の問題なのでちょっと難しいかもしれませんね。

問題 5 法の特定有害物質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、常温状態とする。

⑴ ジクロロメタンのヘンリー定数は、トリクロロエチレンに比べて小さい。
⑵ テトラクロロエチレンの分子量は、トリクロロエチレンに比べて大きい。
⑶ ベンゼンの密度は、水よりも小さい。
⑷ トリクロロエチレンの水溶解度は、テトラクロロエチレンに比べて小さい。
⑸ テトラクロロエチレンの分子量は、四塩化炭素に比べて大きい。

 

 

 

この問題皆さんは解けましたか?

答えは 4 です。

解説の前に余談ですが、土壌に汚染があっても
作物に影響がない農法が今注目を集めてますね。
さすがに根菜は難しいかもしれませんが、あるフィルムを
汚染された土地に敷いて、そのフィルム上で栽培する
手法です。

私も新しい土地活用を見出すために日々頑張っています。
土壌汚染でお悩みの方は是非弊社にご連絡ください。
アドレスのリンクを貼ります。

土壌汚染調査はジオリゾーム

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              株式会社ジオリゾーム

さあ解説に移ります

まず
(1)ヘンリー定数はこちらです。問題文に相違はないですね。
ジクロロメタンのヘンリー定数
329 Pa・m3/mol  (25℃、測定値)
トリクロロエチレンのヘンリー定数
998Pa・m3/mol (25℃、測定値)

(2)分子量です。こちらも問題文はあっていますね。
テトラクロロエチレン分子量
165.9
トリクロロエチレン分子量
131.39

(3)密度はこちら。VOCは基本的に水より重いのですが、
ベンゼンだけが軽いんです。

ベンゼン密度
0.8787(15℃/4℃)

(4)水溶解度ですが、こちらはご覧のとおり、
トリクロよりもテトラの方が小さいのでこれが間違えです。

トリクロロエチレン水溶解度
0.1g/100mL、20℃
テトラクロロエチレン
0.015g/100mL、20℃

(5)こちらもあっています。

テトラクロロエチレン分子量
165.9
四塩化炭素
153.82

 

東京営業所のMMでした。


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