7月 11

ボーリング調査を行う際に、地下水調査も同時に行う理由~地下水汚染にまつわるエトセトラ~


みなさん、こんにちは

今日はボーリング調査のお話です。

 

土壌汚染調査の際に、表層部分で汚染があると

判明した場合には、ボーリング調査を行います。

一般的には10mまでの土壌を採取し、

その範囲内に地下水があれば、地下水も採取し、

汚染されていないか調査を行います。

なぜ、土壌汚染調査なのに、

地下水を調査するのでしょうか。

土壌汚染対策法では、26項目の土壌汚染物質(有害物質)

を定めています。

その土壌汚染物質には溶出量基準と含有量基準という

基準を設けています。

溶出量基準とは、水に溶けやすい状態で存在している

汚染物質の基準となります。

水に溶けやすい状態なので、雨や地下水に溶け

汚染が広がってしまう状態にあります。

そこで、土壌汚染調査では、

地下水も汚染がないかを調査します。

 

では地下水が汚染されていると、どのような弊害が

起るのでしょうか。

それは井戸水などを生活用水として使用されている場合、

汚染されている地下水を使用してしまう

場合があるからです。

想像するだけで怖いですね。

 

また、土壌汚染は人為的に対策しなければ、

その場を動くことは少なく、

とどまり続けます。

しかし、地下水が汚染されると、

汚染物質が流されてしまい、

広がっていきます。

重金属類と呼ばれる第2種特定有害物質であれば、

最大で500m

VOCと呼ばれる第1種特定有害物質であれば、

おおむね1km下流まで汚染が広がってしまうことが

あります。

知らず知らずの内に、

どこかから流れ着いた汚染によって、

地下水が汚染されてしまっている事があります。

井戸を生活用水として使用していなければ、

健康被害がすぐに起こることではありません。

しかし、汚染の大本を正さなければ

地下水汚染は垂れ流しの状態となって

しまいます。

土壌汚染であれば、汚染範囲を絞り込み、

掘削し、新しい綺麗な土を入れてしまえば、

汚染を排除することができます。

地下水汚染は、

いどを設置し、薬剤を入れたり、

汚染された地下水を常にくみ上げ続けること

などが必要となり。

土壌汚染とは異なり、

汚染がどこからきているかもわからなく、

浄化するのに何十年という時間がかかる

ことがあります。

 

土壌汚染を防ぐことは、地下水の汚染を

防ぐことになります。

未来の世代のために、綺麗な土壌を

しっかりと残してあげたいものですね。

 

土壌汚染調査で気になること、

地下水調査で気になることがありましたら、

是非ジオリゾームにご相談ください。

経験豊富なスタッフが対応させていただきます。

森上

 


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