9月 01

ジオリゾーム発行社外報「じおじお」を読みませんか~大地と街と人、いきいきと。お客様の仕事と暮らし、環境活性化を応援する情報誌~


皆さん、こんにちは!

弊社は土壌汚染関係の社外報「じおじお」を毎月発行して

います。今日はそのじおじおの内容について、8月号と9月

号を簡単にご紹介します。

先ずは8月号です。

8月号ではアメリカのラブ・キャナル事件とスーパーファン

ド法をご紹介致しました。ラブ・キャナル事件はアメリカ

で最も有名な公害事件の1つです。

 

子供に:僕を助けて下さい      

黒板に:ラブ・キャナルに致死、致病82種類の化学物質は25年放置された。

ラブ・キャナルは19世紀末に工事が始まった運河でした。

当初はこの運河完成後に、エリー湖とオンタリオ湖を繋ぐ

ことによる輸送や、段差を活用した水力発電所により土地

価格を高騰させる計画でした。しかし度重なる金融危機の

影響で工事は中止されました。1940年代に、化学会社

Hooker Chemicalはラブ・キャナル建設を廃止した土地に化

学廃棄物を埋立てました。その10年後、デベロッパーはこ

の事実を認知した上で、ただ同然の価格でこの土地を買

い、学校、病院、住宅地を開発しました。開発地の住民達

は1970年代に汚水の流出や悪臭といった公害、流産や死産

のなどの発生健康被害等に悩まされました。

地元のマスコミと住民達の努力で、この問題はアメリカ

全土に知られ、大統領が非常事態宣言を発令、国家緊急

災害区域に指定され浄化対策が取られました。

 

その事件をきっかけに1980年にアメリカの「環境資源に対

する包括的な補償と義務に関する法(Comprehensive

Environmental Response, Compensation, and Liability Act 

(CERCLA) 」は制定されました。この法律によって、

連邦政府は16億ドルの信託基金(スーパーファンド)を

設けました。そのため、CERCLAはスーパーファンド法とも

呼ばれました。この法律は汚染者の特定が難しい場合

でも、浄化を進めるために以下の3つのことを厳しく実行し

ています。

 

 

①過失の有無によらず当事者の責任を追及すること

②現在の所有者だけではなく、事業に資金を提供した金融

機関や投棄物の所有者に連帯責任を問うこと

③現時点の法律に基づき、過去の行為に関しても、責任を

遡及すること

(参考:http://oisr-org.ws.hosei.ac.jp/images/oz/contents/699_08.pdf

http://www.nri.com/jp/opinion/chitekishisan/1999/pdf/cs19991008.pdf

 

当時は環境リスクマネジメントも廃棄物に関する法律も無

く、化学会社とデベロッパーは法律違反ではありませんで

した。その後のスーパーファンド法の制定によって、責任

を遡及されることになりました。どの国においても同様の

事象が起こる可能性があることを注意しなければいけませ

んね。

 

今月に発行予定のじおじお9月号には陶磁器工場跡地から鉛

検出することと釉薬の話を掲載予定です。我々の日常生活

と強くつながっている陶磁器は一体鉛汚染とどんな関係な

のでしょうか。ご興味のある方はこちらのリンクから、無

料定期購読をご依頼ください!

http://www.georhizome.co.jp/geogeo/geogeo.html

土壌汚染に対してご不明点とご相談は、

是非ジオリゾームへ!


コメントを残す

メールアドレスは公開されません

CAPTCHA