11月 15

鉄鋼業や半導体製造業、農薬工場、印刷業で見られるヒ素による土壌汚染


こんにちは

みなさん、ヒ素という物質をご存知でしょうか。

最近ネットでバングラディッシュのヒ素汚染について

書かれている記事を見かけましたので、今日はヒ素についてお話いたします。

ヒ素はリンという物質と性質が似ていて、

生物が摂取してしまうと、リンと同様に体内に吸収されてしまい、

強い毒性があらわれます。

WHOによるとヒ素は発がん性を有し、

経口摂取してしまうと、吐き気や腹痛、下痢、ひどい場合にはショック症状により

死に至る場合があります。

慢性的に摂取が続いてしまうと、皮膚炎や骨髄障害・腎不全等の障害が現れるといわれています。

 

過去、日本で亜ヒ酸製造が行われていた地域では、慢性ヒ素中毒が蔓延していた事もあるそうです。

ヒ素の毒性を利用し、殺鼠剤や防蟻剤(シロアリの駆除)などに

含まれていたということをよく聞きますが、工業的な分野でも、鉄鋼業やガラス製造業

農薬工場や印刷業でも試薬や原料などに含まれている事があります。

古く日本では「銀の毒」と呼ばれる砒石(亜ヒ酸を含む鉱石)

が採掘されていた地域もあるようで、ヒ素は自然界にも存在しています。

ヒ素を含んだ鉱山が河川の上流部にあることで、水が汚染され、

その汚染水を生活用水として使用されていた人は中毒症状が出てくることもあったそうです。

水だけではなく、水中生物(海藻やエビなど)には、微量のヒ素を含むものがあるそうです。

海藻の中でもひじきは比較的多くヒ素を含んでいると言われていますが、東京都によると

正しい調理法を行うことで、ヒ素の摂取量を減らすことができるようです。

>>(東京都福祉保健局 食品衛生の窓 参照

人為的であろうとなかろうと、有毒性は変わりませんから恐ろしいですね。

ただ、人体にもヒ素化合物はごく微量含まれているそうで、必須元素であると考えられています。

通常食物に含まれている程度であれば、毒性が現れることはありません。

また、ヒ素が自然界にあるのは、日本に限ったことではありません。

冒頭でも述べた通り、バングラデシュなどでは自然界にあるヒ素によって

井戸や河川が汚染されてしまい、慢性的なヒ素中毒に陥っている地域があります。

 

土壌がヒ素で汚染されてしまっている場合、

土壌への吸着が強く、雨や地下水などで拡散されることは少ない為、

汚染がずっと残ってしまうことになります。

地下水を飲用として使っていない場合や、直接土壌に触れることがなければ

ヒ素の毒性が現れることはありませんが、汚染されている土地に住まなければならないとなると

怖いですね。

安心して生活するためにも、家や土地を購入される際には、土壌汚染調査を行うことをお勧めします。

土壌汚染調査で気になることや困ったことがあれば、

是非ともジオリゾームにご相談ください。

またジオリゾームでは土壌汚染についてのニュースをHPにて紹介しております。

ご興味があれば、是非拝見いただけたらと思います。

森上

 

 


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