12月 15

射撃場から引き起こされる土壌汚染について、~知らないと危ない鉛汚染~


みなさんこんにちは

2017年もあとわずかになってきましたね。

冬将軍の到来で日本海側では大雪になっているというニュースが流れていました。

みなさんのお住いの場所はいかがでしょうか。

東京では一段と寒さが厳しくなりました。

新しい年を迎えられるように、もうひと頑張りですね。

 

さて今回は射撃場における土壌汚染のお話を致します。

「射撃場での土壌汚染調査」と言われると、

みなさんはどのようなイメージを持つでしょうか?

薬品や有害物質なんて使っていないのに必要なの?

という考えが多いのではないでしょうか。

 

実は射撃場で使われている弾丸には様々なメーカーの製品があるようですが、

そのほとんどに使われているのが、鉛です。

鉛といえば、土壌汚染対策法で基準値を定められている、

特定有害物質(鉛及びその化合物)の一つになっています。

射撃場で鉛汚染が問題になるのは、弾丸が土壌中に存在し続けていると、

土壌中の鉛含有量が高くなってしまうことと、

雨水などで鉛の成分が溶け出てしまい、地下水に乗って

汚染が広がってしまうことにあります。

含有量が高くなっていたとしても、射撃場で生活をするわけではないため、

健康被害になり得ることは少ないと考えられますが、

問題は鉛が溶け出てしまっている水です。

地下水を飲用として生活されている場合には、鉛で汚染されてしまっている水を飲んでしまっているということになります。

まず射撃場での鉛汚染を調査する際には、敷地から外に流れ出る水の中に

鉛の汚染がないかを調査します。

汚染がなければ、そこで調査は終了となり、

汚染がある場合には、近隣の井戸から鉛汚染が出ないかを調査します。

 

鉛の特性として融点が低く加工がしやすい金属で、様々な分野で使用されている物質ですが、

人体には蓄積されやすく、毒性が現れてしまいます。

過去「ハンダ」には鉛が使われていましたが、現在では鉛フリーと記載されているものが

多く販売されているように、徐々に使用が控えられるようになってきています。

現在バッテリーの電極にも鉛が使用されているものがほとんどです。

鉛汚染の実害としては、アメリカのニューヨークでの鉛汚染があげられます。

土壌ではなく塗料に含まれている鉛によって、神経障害が引き起こされ、幼児に至っては

発育障害や言語障害がみられることもあるそうです。

特別リポート:NYに潜む危ない鉛汚染、子供5400人が中毒に

鉛による土壌汚染においても健康被害を引き起こしてしまう可能性は大いにあります。

これから住宅を買われる方、

土地の売買をお考えの方は、土壌汚染調査をすることをお勧めいたします。

土壌汚染調査のことで、気になること、知りたいことがありましたら、

是非、ジオリゾームにご相談ください。

森上


コメントを残す

メールアドレスは公開されません

CAPTCHA