東京大空襲と土壌汚染~身近に存在する鉛汚染~


みなさんこんにちは

朝晩の冷え込みがきびしくなってきましたね。今日は現場から帰る際に信号待ちをしていると、とても真ん丸な月が見えました。どうやら満月のようですね。ラジオ番組でも取り上げられてました。最近は慌ただしく仕事に追われ、ゆっくり月を見上げる時間もなかったなと改めて感じることができました。すこしリフレッシュした気持ちになれたので、明日もがんばろうと思います。みなさんも是非、この満月を見上げてください。

さて前回に続き、自然由来の土壌汚染についてお話をしていきたいと思います。東京都、特に日本橋や弊社の東京営業所のある東陽町などがあるエリアでは、土壌汚染調査を行うと、鉛の汚染が見つかりやすい傾向があります。一般の住宅などからも汚染が見つかります。工場や整備場などとして使用された経歴がないのになぜ?と思われるかもしれません。実はこの地域は第二次世界大戦時に東京大空襲で一面焼け野原になった地域なのです。時代としては昭和20年なので約70年前ですね。

なぜこの空襲が、鉛による土壌汚染が生じる原因となるのでしょうか。東京大空襲では東京都内に30万強の焼夷弾がばらまかれたそうです。その焼夷弾にはガソリンが使われており、その添加剤として「鉛」が含まれていました。故に広範囲に落とされた焼夷弾が鉛という汚染物質をばら撒く結果となってしまい、その爪痕が土壌汚染問題となって発見されているというわけです。ベトナム戦争時の枯れ葉材といい、戦災は自然環境に対しても大きなダメージを与えるのです。

どれくらいの時間が過ぎたとしても土壌汚染というものはそう簡単に無くなることはありません。土壌汚染があるということは日々、健康被害を引き起こしてしまう可能性があります。自然由来ではなく、人為的な汚染ではありますが、広範囲に及ぶ鉛汚染となります。

鉛による土壌汚染がどのような影響が出るのかを紹介します。
鉛を摂取し続けてしまうと、疲労や睡眠障害、精神障害などの悪影響が出てしまいます。さらにひどくなると脳にも悪影響が出てしまいます。大人であれば土に触れる機会も少なく摂取することも少ないですが、子供であれば毎日土に触れたり風で浮かされた砂埃を吸い込んでしまうことになります。また鉛を摂取してしまうと、ある程度の割合は骨に沈着するそうです。恐ろしいですね。

このように土壌汚染とは非常に身近にある問題です。テレビの中の話や遠い地域の話ではありません。もちろん土壌汚染があるからといって確実に悪影響が出てしまうということでもありませんが、長期間にわたり汚染物質を摂取し続けてしまうと身体に悪影響が出てしまうことは間違いありません。

是非、今一度は土壌汚染の問題について見直していただけたらと思います。土壌汚染のことで気になること知りたいことなどありましたら、是非ジオリゾームにご相談ください。

森上


コメントを残す

メールアドレスは公開されません

CAPTCHA