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土壌汚染調査の株式会社ジオリゾーム

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メッキ工場では、メッキ工程の内容によりますが、特定有害物質を複数取り扱っているケースが高いと言えます。また、取扱いがある場合で、工場を廃止する場合は、土壌汚染対策法 第3条に基づき義務調査となります。

メッキ工場で特定有害物質は使用されているの?

メッキとは、金属表面処理のことですが、地金属を腐食から守ったり、光沢を与えたりするために行われています。
メッキにも、たくさんの種類があり、その種類により特定有害物質がメッキ液に含まれていたり、いなかったり。また、メッキの種類ごと使用される特定有害物質の種類も異なります。
さらに、メッキの前や後の工程で行われる脱脂作業においても、特定有害物質が使用されることもあります。工場により、使用の有無や種類は異なりますので、作業内容、メッキ液や脱脂溶剤の成分を良くご確認下さい。

メッキ工場での調査は、自主調査?義務調査?

メッキ工場は、特定有害物質の取り扱いがある「特定施設」となっている場合がほとんどです。

「特定施設」の場合

特定施設」として役所に届け出がされていて、特定有害物質の取り扱いがある場合は、土壌汚染対策法第3条に基づく義務調査の必要があります。メッキ工場の廃業届を役所に提出すると、役所側で「特定施設」に該当するかが調べられ、土地所有者に調査命令が下されます。さらに、条例により調査が義務付けられる場合もあり、東京都条例の場合は事業者に調査命令が下されます。(詳しくは、各都道府県の条例をご覧ください。)

「特定施設」かどうか分からない場合

対象地が、「特定施設」かどうかは、事業主が把握しているはずですが、過去のことで忘れてしまっているケースも多々あります。 その場合は、管轄の役所の環境課など(土壌汚染調査について対応している課)へ問い合わせて確認することができます

義務調査について知りたい方はこちら

義務調査になったが、調査の一時的免除とは?

義務調査は、 特定有害物質を使用する施設(特定施設)や特定有害物質の使用を辞める場合に、 役所から調査命令が下りますが、下記の条件に該当する場合は
『調査を今すぐに行わなくても良い』=『調査の一時的免除』となります。
一時的免除なので、条件に該当しなくなった場合は、調査命令が下ります

引き続き工場又は事業場の敷地として利用されること

  • 特定有害物質を使用していた工場の使用はやめたが、敷地としては、外部の人の立ち入りができない状態で使用を続ける場合
  • 外部の人が立ち入らない新たな工場・事業所の敷地を利用する場合

小規模な工場・事業場において、事業用の建築物と工場・事業場の設置者の居住用の建築物とが同一か又は近接して設置されており、かつ、当該事業用の建築物に当該設置者が居住し続ける場合

  • 事業用の建築物と、事業者の居住用の建築物が同一か、または近接して建っている。かつ、特定施設が廃止され、その居住用の建築物に引き続き事業者が居住する場合これらの条件に該当する場合は、役所に申請を行うことで、義務調査の命令が下ってもすぐに調査を行わなくても良い=『調査の一時的免除』 となります。
    一時的免除なので、条件に該当しなくなった場合は、義務調査を開始する必要があります。

※調査の一時的免除については、詳しく資料請求「土壌汚染リスクを見極める」に掲載していますのでそちらもご参考になさってください。

メッキ工場で汚染の可能性がある物質と基準値

項目 主な使用方法 基準値 基準値
溶出量
(mg/L)
含有量
(mg/Kg)

テトラクロロエチレン
(別名パークロロエチレン)

容易に油を溶かすという性質があるため、金属洗浄(脱脂)のために使用される 0.01
トリクロロエチレン 0.03
カドミウム及びその
化合物
カドミウム鍍金 0.01 150
六価クロム化合物 六価クロム鍍金 0.05 250
シアン化合物 亜鉛鍍金、銅鍍金、金鍍金、銀鍍金 不検出 50
セレン及びその化合物 銀鍍金 0.01 150
鉛及びその化合物 亜鉛鍍金、鉛鍍金 0.01 150
ホウ素及びその化合物 無電解ニッケル鍍金 1 4000
フッ素及びその化合物 活性剤としての添加物 0.8 4000

上記は、メッキ作業により使用している可能性のある特定有害物質の例です。工場ごと、メッキの種類も異なりますので、使用している特定有害物質も案件ごとに異なります。

また、テトラクロロエチレンは土壌に浸透した場合、土壌中に生息する微生物に分解され、トリクロロエチレン、 シス-1,2-ジクロロエチレン、1,1-ジクロロエチレンへと分解、 トリクロロエチレンは シス-1,2-ジクロロエチレン、1,1-ジクロロエチレンへと分解されるため、土壌汚染調査を行う場合は、親物質とその分解生成物についても調査対象となります

メッキ工場での土壌汚染調査の方法

調査地点について

土壌汚染対策法では、基本的に、10m×10mの格子を一つの単位として調査します。
メッキ工場の場合は、特定有害物質を含むメッキ槽の付近、特定有害物質を含むメッキ液が入った一斗缶を保管していた付近、脱脂作業場があればその付近、配管、汚水処理場付近を調査地点とします

特定有害物質を含むメッキ液や脱脂溶剤をこぼしたりすることで、土壌汚染を引き起こすため、このような場所付近を調査地点とします。
また、配管や汚水処理槽が埋設されている場合は、配管や槽の底板がある深度の土壌を採取し、調査を行います

工場ごと、設備の状況は様々ですので、案件ごと調査地点は異なります。

メッキ工場での調査の流れ

メッキ工場で、テトラクロロエチレンもしくは、トリクロロエチレン六価クロムシアンを調査する場合の調査フローです。

対象地の広さや建物の状況により調査方法は様々ですので、詳しくはお気軽にご相談ください

調査費用について

下記のような対象地での調査費用の目安を挙げます。

  • 4箇所から土壌採取(1箇所は深度30cm程度の配管下より採取)し3物質を分析 、
    1箇所にて土壌ガス採取し、テトラクロロエチレンなどの土壌ガスを分析する場合は、 約33~37万円程度の費用になっております。 (大阪市内、東京都内及び近郊の場合)
  • テトラクロロエチレンなどの土壌ガスがあり、ボーリング調査を1本行う場合は、
    約40万円程度の費用になっております。 (大阪市内、東京都内及び近郊の場合)
  • 六価クロムによる汚染が確認され、5mのボーリング調査を1本行う場合は、
    約25万円程度の費用になっております。 (大阪市内、東京都内及び近郊の場合)

対象地の状況や、調査する物質の数などによって価格は変動致しますので、お気軽にご相談ください

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