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2026年

土壌汚染ってどんなもの?健全な生活は健全な土地から


土壌汚染調査を行う際には、土壌汚染対策法に定められる26項目の物質について国が定めた基準を満たしているか否かを判断します。基準を満たしていれば、土壌汚染による健康被害なく安全安心な生活を送ることができます。

それでは土壌汚染があれば、確実に病気になるの?健康に暮らせないの?と思うかもしれません。土壌汚染が無いに越したことはありませんが、土壌汚染があっても確実に健康被害を受けてしまうということはありません。

まず、土壌汚染対策法で定められている基準値についてお話いたします。

土壌汚染対策法の基準値には2種類のものがあります。それは土壌溶出量基準と土壌含有量基準です。

土壌汚染調査の流れ案&費用について

土壌溶出量基準とは
土壌溶出量基準とは70年間、毎日2Lの地下水を摂取し続けても健康に影響を及ぼさない値とされています。溶出とは呼んで字のごとく溶け出すという意味です。汚染物質が水に溶けやすい状態で存在している場合には、雨水から地下水へ到達しま。その汚染された地下水を摂取することで健康被害になることを想定した基準です。
なので地下水を飲み水として利用しない場合には、健康被害になることは少ないと言えるでしょう

土壌含有量基準とは
土壌含有量基準とは70年間、毎日100g(6歳以下は200g)の土壌を口に含んでの健康に影響を及ぼさない値とされています。毎日土を食べたりするわけないじゃないか・・・。という声も聞こえてきそうですが。100gというのも結構な量ですが、春の風物詩と言われる黄砂は大陸からきている砂だと言われていますよね。ほかにも風が強い日なんかは砂埃が待っている景色を見たことがあるかと思います。その中で呼吸をしていると当然細かい砂粒なんかは体内に入ってきます。
大人であれば呼吸から吸い込んでしまうということが考えられますので100gとされています。ではこどもはどうでしょうか。土遊びが好きで、泥だらけになるまで遊んでいるお子さんも多いのではないでしょうか。その上なんでも口に含んでしまうということで、より健康被害のリスクは高くなりますよね。そのためこどもは200gの摂取とされているようです。

汚染物質の中には、大人とこどもが同じ量を摂取したとして、こどもが摂取した際のリスクが2倍以上も高い物質などもあります。これから日々成長しているこどもだからこそ、悪影響が強く現れるようです。

マンションやアパートなどは基礎などの影響で土が表面に現れることはありませんが、一軒家などでは庭先に土が現れていることも多いですよね。こどもがいればそこで遊ぼうとしますが、その土は本当に安全でしょうか?土壌汚染がないと言い切れますか。工場などの履歴が見えなくとも自然由来による土壌汚染というのもあります。

チェック

安心安全な環境を作るにはまずは土壌調査から行ってはいかがでしょうか。
土壌汚染についてもっと知りたい、気になる。
そんな方は是非ジオリゾームにご相談下さい。

森上

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2026年5月13日追記

土壌汚染と健康被害に係わる部分について、
地下水等の経口摂取に関する基準(溶出量基準)と
土壌の直接経口摂取に関する基準(含有量基準)について
お話させていただきました。

今回は有害物質そのものの有害性などについてお話したいと思います。
今回はテトラクロロエチレンについて紹介いたします。
テトラクロロエチレンはパークロロエチレンやパーク、パークレンとも呼ばれます。
主な使用用途として、
ドライクリーニングの溶剤
金属製品の脱脂用の溶剤や乾燥剤
などがあげられます。

実際に土壌汚染調査のご依頼をいただく場合で、
テトラクロロエチレンの使用が過去にあった業種として、
ドライクリーニングが圧倒的に多く、
その次に金属加工やメッキ業(脱脂や洗浄の工程等に使用)が
多く使用されている実感があります。

毒性についてですが、
テトラクロロエチレン自体の
急性中毒として、
ラット LD50値 13,000mg/kgといわれています。
LD50とは実験動物が飲み込んだ時の半数が死亡する量のような意味合いです。
mg/kgとは体重1kgに対して、なんmgが該当するかという意味合いです。

テトラクロロエチレンの場合、
体重1kgに対して13,000mgつまり、13gが半致死量となります。
体重が60kgであれば、780gになります。
水でイメージするとコップ4杯分位の量ですね。

これを多いとみるか少ないとみるかは人それぞれですが、
急性中毒を引き起こす前に、変なものを飲み込んでしまったと気づけるのではないでしょうか。

またテトラクロロエチレンは空気に溶けだす性質があります。
空気中にテトラクロロエチレンは
ラット LD50値27.8mg/L(4時間換算値)
これは空気1L中に27.8mgのテトラクロロエチレンが溶け出した状態で
呼吸を4時間していると、ラットの半数が死亡するといった具合です。
ざっと計算すると、空気中の割合として0.5%以上テトラクロロエチレンの成分になってしまうと、ラットが半数死亡するとなります。

具体的に空気中の濃度がどの程度まで安全なのか、
という基準についてですが、
1日8時間、週40時間の労働環境のなかで、
25ppm以下であれば健康上悪影響がないとされています。

ppmが少しわかりにくいですが、
百万分率という意味合いで、
1%=10,000ppmとなります。

25ppmをイメージすると、
お風呂がだいたい200L
そこに、5mL(小さじ1杯分)
の濃度が健康を維持するための基準とされています。

じゃあ実際に土壌ガス中の濃度がどの程度だと、
健康に悪影響が出るのかというところなのですが、
基準として定められてはいないのが現状です。
調べてみても、そこまで知見がないため、基準の作りようがないため、
作業環境中の濃度でしか図りようがないというところのようです。

揮発性有機化合物とされる第1種特定有害物質は
土が露出している場合には、若干土壌中から空気中に
揮発しているとされますので、
土壌中の濃度が濃ければ濃いほど健康被害のリスクは高くなることは
間違いありません。

基本的には地下水を飲んだりしなければ、土壌汚染を起因とした
健康被害は起こらないとされていますが、
継続的にテトラクロロエチレンに汚染された空気を吸い続けると、
健康被害を引き起こすことになります。

自分たちがこれから住まいを立てる場所が
そういった有害物質で汚染されていると怖いですね。
一世一代の買い物をされる前には、
土壌汚染調査を検討されてはいかがでしょうか。

ジオリゾーム
森上

自主調査の土壌汚染調査について調査の流れや内容を詳しくまとめた無料冊子ができました

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