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建築現場からみつかる土壌汚染の原因とは~身近にあるヒ素による土壌汚染~


梅雨も明け、日本全国で真夏日になってきましたね。皆様熱中症にはくれぐれもご注意ください。

さて土壌汚染調査のニュースを調べていると、宮崎県延岡市で市の子育て支援施設の建設現場の汚泥から環境基準を超えるヒ素が見つかり、(https://www.asahi.com/articles/ASM6G425FM6GTNAB006.html:出典・朝日新聞社)
さらに詳しい土壌汚染調査を行うため、開園が遅れてしまう可能性があるというニュースを目にしました。同工事では杭工事(深さ40m)や根切工事(深さ2m)の際に行われた土壌調査で、ヒ素による土壌汚染が発覚したようです。

ではヒ素とはどんなものなのでしょうか。
ヒ素化合物は一般に猛毒とされており、毒物及び劇物取締法により厳しく取り締まりを受ける化合物です。古くは江戸時代に鉱山から、銅を採掘する際に、ヒ素を含む鉱石が採石されていたそうです。歌舞伎や落語にも登場するようなものです。20年程前に起きた和歌山での毒物カレー事件ではヒ素化合物が混入されていたのではないかと言われていますね。それほどまでに毒性の強いものです。

ヒ素は鉱物だけではなく、海産物にも含まれています。妊婦さんに生ものや海鮮を口にしないように促す理由の一つです。(http://www.mac.or.jp/mail/110901/02.shtml、出典:財団法人 食品分析開発センター SUNATEC)成人であれば、多くの海鮮物を食べすぎても、痛風になる(いや、痛いですけどね)程度ですが、胎児であればガンの発症率が格段に上がるといった影響がマウスを使った研究で分かっているそうです。

それではなぜそんな危険なものを使うのでしょうか。
ヒ素は古くから鉱物として算出していたため、工業利用がしやすく、木材の防腐剤、殺虫剤や農薬、現在では半導体の材料として使用されているケースもあるそうです。そして、ヒ素の有用性は薬にもなることですね。アメリカでは白血病の薬にヒ素化合物が含まれているそうです。

また先ほどお話したように、日本では鉱物の中にヒ素が含まれています。家を建てる際の敷地を平坦にならすのに、山から削った土砂や建設現場からでた残土で埋め戻すことがありますが、その中に環境基準を超える濃度のヒ素が含まれていることがあります。

今回最初に取り上げたニュースでもあったように、地下深くにある土壌からもヒ素は検出されることがあります。もともと、その土地に眠っていたヒ素が、建設を行う際の土壌汚染調査で見つかってしまうことケースですね。このような場合は、建築を行う際に土壌汚染として対処ができるのでまだいいですが、住宅地の場合はどうでしょうか。

住宅地の場合、土壌汚染調査を行うことは稀です。そのため、土壌汚染があっても、子供はそれを知らずに土遊びを行ったり、口に含んでしまうことがあります。そこにヒ素が含まれていれば健康被害を起こしかねないことがあります。これから土地を購入される方住宅地や公園など土壌に触る機会が多い場所程、土壌汚染調査を行うようになれば、より安全なまちづくりができるのではないかと思います。

土壌汚染調査のことでわからないこと、もっと知りたいことなどありましたらお気軽にジオリゾームまでご相談下さい。

 

森上

土壌汚染調査はジオリゾーム


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