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2022年

メッキに潜む有害物質~メッキ液には有害物質が含まれている?!~


こんにちは!

今回は、「メッキ液」を話題として取り上げていきたいと思います。
やはり、メッキ=土壌汚染となってしまいがちですが、なぜそうなるのかをここではお話していきたいと思います。
鍍金
そもそもメッキとは、電気や化学反応を利用して対象物の表面に金属の膜を作る技術で、
耐食性や耐摩耗性、電気伝導性等様々な特性を持っています。
メッキ液は電気メッキや、無電解メッキにて利用されているため非常に重要なものになります。

メッキ液の主な構成成分において有害物質として含まれているのは
第2種特定有害物質が該当します。
ただし、メッキ液に入れる前に
対象物の表面の油分・付着物を除去し、メッキをする必要があります。
表面の油分や付着物を除去しなければ、きれいにメッキを施すことが出来ず、
不良品となってしまいます。そこで使われている可能性があるのが、
脱脂のために溶剤としてトリクロロエチレン等の第1種特定有害物質です。

メッキ液に含まれる代表的な有害物質は下記の通りとなります。
シアン化合物
ほう素及びその化合物
六価クロム化合物
ふっ素及びその化合物
鉛及びその化合物
*あくまでも代表として挙げており、メッキの内容やメッキを行う対象物、
 メッキ液が酸性なのかアルカリ性なのかによって様々に変化しますので、
 お問合せの際にはどのようなメッキをされていたかを
 お教え頂けるとさらに詳しいお話をさせて頂きます。

男性
特にシアン化合物は、多くのメッキに使われるメッキ液です。
シアン化合物はアルカリ性のメッキ液において、液中の金属イオンが液中で反応し、
沈殿することを防ぐために有効な物質になります。
有効な物質であるため、現在も排水処理に気をつけてはいますが使用している場合が多いです。

メッキでは、メッキで使われている物質で人の健康に影響のある物質については、
代替のメッキ液を利用しつつありますが、有害物質が含まれるメッキ液は今でも使われています
特に、有害物質があまり知られていなかった時代では規制もなく、各自の判断で処理を行っている可能性もあります。


土壌汚染はなくなることはありません。
上記に挙げているような物質を使っていたり、
メッキ工場を操業していたということがあれば、土壌汚染の可能性を考えていくと良いと思います。
また、メッキ工場であれば行政へ届出を行っていることが多く、調査を行うことが義務となる場合があります。

メッキについての土壌汚染について少しでもご不安があればご相談頂ければと存じます。
調査で、どのような情報や方法があるのか等をお答えいたしますので、
お気軽にお問い合わせください

鈴木

■□関連□■
義務調査
メッキ工場の廃止
土壌汚染物質一覧

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2022年5月10日追記
メッキ工場での土壌汚染調査の流れについて

メッキ工場ではメッキ液に含まれている特定有害物質(土壌汚染の原因となる物質)が数多く使用されているケースがあります。
前述されている中でも6項目程の特定有害物質の例が挙げられていますが、
実際に土壌汚染調査を行なうのは、工場で使用されている(過去に使用されたものも含む)有害物質が対象となります。

例えばシアンや六価クロムを含むメッキ液は使用していたが、ふっ素やほう素の含まれているメッキ液は使用していない。ということが分かれば調査を行なう必要はありません。

土壌汚染調査の対象物質を判断するために行われる調査が、地歴調査や資料等調査(フェーズ1調査)と言われます。地歴調査では、対象地においてどのような土地の利用用途があったのかなどを明確にしていきます。その上で、使用されている特定有害物質の種類や量、廃液の処分方法など、調査を行なうために欠かせない事前準備となります。
この地歴調査の報告書をもって行政とも打ち合わせを行いつつ、土壌のサンプリングを行う地点や深さなどを決めていくことになります。

また、実際にサンプリングを行う前には、工場内にあるメッキ液や有害物質を含むような試薬はすべて廃棄をしておかなければなりません。調査をした後にも残ってしまっていると、汚染の上塗りと判断されてしまいますので、ご注意ください。

土壌汚染ってわからない、どうすればいいの?
そんな時には是非ジオリゾームにご相談下さい。

森上


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